教室活動

 

教室活動

 

 ☆初めての教室 

 最初は、自分の家で、友達に来ていただき、体験レッスンを 

しましたね。その後「池波正太郎真田太平記館」の中にある 

「ル・パスタン」という喫茶スペースで、教室をさせていただく 

機会がありました。上田市の広報にも載り、20名余りのレッスン 

をすることになり、恩師であるT先生にお手伝いいただき、 

本当に緊張しながら、なんとかやり過ごしました。 

 

活動を広げるために 

 その後、なかなか思うように生徒さんは、増えずにいました。 

 カルチャースクールに入って募集したり、単発のレッスンは 

色々な場所でしましたが、なかなかコースレッスンをされる方は 

現われませんでした。 

 

一人で活動するだけでは限度があるのかと思い、何か 

コミュニケーションを取れる仲間を求めることにしました。 

 そこで、いろいろな方々と知り合い、様々、学ぶことができ 

ましたし、一緒にロザフィの今後を考えてくれる人、発信して 

下さる人が、見つかったことは、私のロザフィを通して 

何をしていくかの原点となり、大きな転機になりました。 

今でも、本当に感謝しています。 

 

運命的な出会い 

 初めてのコースレッスンを受講してくれたのは、 

JHさんで、私と同年齢の方でした。御菓子処「花岡」上田中央店 

にての作品展でロザフィの作品を見て、閃いたそうです! 

こんな綺麗なものを作ることを仕事にできたらと言う想いからでした。 

 我が家で二人でのレッスンはとても楽しいものでした。 

 彼女の人生は波乱万丈で、私は聞き手となり、彼女の歩んだ道のり 

彼女の頑張りに頭が下がりました。ロザフィはそんな彼女が初めて 

自分のために選んだものでした。 

 センスもあり、作品もとても素敵で、二人で、今後の活動を 

夢見て希望が出ました。 

 でも、残念なことに、彼女は病にみまわれ帰らぬ人になって 

しまったのです。病がわかったのは、認定試験の前でした。 

でも、頑張って試験を受けて合格した彼女の頑張りは今でも 

忘れられません。逆境にめげずに強く生きようと 

していた彼女の姿は、今も私にとって、これからもずっと 

力になっています。彼女が叶えられなかった夢を一緒に実現 

していきたいと思います。 

 

奇跡的に生徒さんが増えて 

そんな悲しい出来事がありましたが、不思議にコースレッスンを

受講したいと言う生徒さんが、一人、二人と増えていきました。

  故 大島ミマ先生も、一人生徒さんが、できると増えていくから

 とアドバイスいただいていたのですが、その通りになりました。

  コツコツと、定期的に作品展を開催していくことで、その度に

 生徒さんが増えていきました。

 

 思えば、私の亡父は、教師でした。そして、私も、小学校と幼稚園の先生

になるべく学びましたが、全く違う道に行き、一生「先生」と呼ばれることは

ないと思っていました。人生も半ば以上になった今、まさか「先生」と

呼ばれるようになろうとは?!わからないですね。